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電気工事の種類(作業)と使われる工具の組み合わせ
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第二種電気工事士の学科試験で電気工事の種類(作業)と使われる工具の組み合わせがほぼ毎年(毎回)出題されています。
出題される問題は、例えば、
○○電線管の切断、曲げ作業に使用する工具の組み合わせとして適切なものは?
とか、
○○○工事で○○○を使用する主な目的は?
という問題で、工具の名称と用途をおぼえておけばほぼ問題なく解答できるレベルです。
ここでは、よく出題されている金属管工事、金属可とう電線管工事、合成樹脂管工事、地中埋設工事で使われる主な工具についてまとめておきますので、それぞれの電気工事の種類(作業)と使われる工具の名称とその用途をおぼえておきましょう。
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金属管工事で使われる工具とその用途
金切りのこ
金属管を切断するときに使用します。
パイプカッタ
金属管を切断するときに使用します。パイプ=管、カッタ=切断するもの。
やすり
金属管を切断した後の切り口の仕上げ(バリ取り)に使用します。金属管を切断するとギザギザができるので、やすりで削ってギザギザを取り除きます。
リーマ
金属管の内側の面取りをするときにクリックボールに取り付けて使用します。
パイプベンダ
金属管を曲げるときに使用します。パイプ=管、ベンダ=曲げるもの。
パイプレンチ
金属管にカップリングを取り付けるときなどに、金属管を回すのに使用します。
リード型ねじ切り器
金属管にねじを切るときに使用します。金属管にねじを切るとは、金属管の管端にねじの溝(山)を作ることです。
パイプバイス
金属管を切断するときや金属管にねじを切るときに金属管を固定するために使用します。
金属可とう電線管工事で使われる工具とその用途
プリカナイフ
2種金属製可とう電線管を切断するときに使用します。
合成樹脂管工事で使われる工具とその用途
トーチランプ
硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)を曲げるときに使用します。ガスバーナーみたいなもので、トーチランプの炎でVE管を熱して曲げます。
合成樹脂管用カッタ(塩ビカッタ)
硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)を切断するときに使用します。
樹脂フレキシブル管カッタ
合成樹脂製可とう電線管(PF管、CD管)を切断するときに使用します。
地中埋設工事で使われる工具とその用途
金切りのこ
防護管(FEP(波付硬質合成樹脂管))を切断するときに使用します。
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このページで使用している写真は、一部を除き、(一財)電気技術者試験センターが作成した第二種電気工事士学科試験の試験問題に掲載されている写真です。
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