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第二種電気工事士試験の受験者数と合格率の推移
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第二種電気工事士試験の受験者数と合格率についてまとめてみました。
これから第二種電気工事士試験を受験する方や、第二種電気工事士試験の合格率ってどのくらいなの? という方は参考にしてみてください。
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第二種電気工事士試験の学科試験と技能試験の受験者数と合格率
第二種電気工事士試験の学科試験と技能試験の受験者数と合格率は、次の表のようになります。
平成23年度からは上期試験と下期試験に分けて試験が実施されていますが、表中のデータは上期試験と下期試験を合計しています。
年度
|
受験 |
学科試験 |
技能試験 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
受験者 |
合格者 |
合格率 |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
||
昭和60年度 |
84,092 |
62,786 |
33,500 |
53.4 % |
47,415 |
21,026 |
44.3 % |
昭和61年度 |
98,319 |
70,687 |
34,183 |
48.4 % |
54,300 |
23,321 |
42.9 % |
昭和62年度 |
106,099 |
75,098 |
36,412 |
48.5 % |
58,696 |
14,965 |
25.5 % |
昭和63年度 |
113,483 |
74,040 |
41,729 |
56.4 % |
70,924 |
34,151 |
48.2 % |
平成元年度 |
91,849 |
63,893 |
32,856 |
51.4 % |
52,935 |
29,819 |
56.3 % |
平成2年度 |
84,600 |
63,269 |
30,566 |
48.3 % |
44,417 |
21,582 |
48.6 % |
平成3年度 |
87,899 |
64,169 |
31,580 |
49.2 % |
47,689 |
18,407 |
38.6 % |
平成4年度 |
96,337 |
67,335 |
33,322 |
49.5 % |
53,875 |
36,133 |
67.1 % |
平成5年度 |
98,425 |
73,609 |
39,480 |
53.6 % |
55,452 |
29,646 |
53.5 % |
平成6年度 |
113,203 |
80,431 |
41,094 |
51.1 % |
63,448 |
30,762 |
48.5 % |
平成7年度 |
121,438 |
84,343 |
40,418 |
47.9 % |
67,046 |
27,569 |
41.1 % |
平成8年度 |
128,510 |
87,941 |
41,521 |
47.2 % |
70,641 |
38,421 |
54.4 % |
平成9年度 |
116,042 |
81,830 |
46,439 |
56.8 % |
69,578 |
43,966 |
63.2 % |
平成10年度 |
107,391 |
77,054 |
41,465 |
53.8 % |
61,735 |
32,823 |
53.2 % |
平成11年度 |
108,959 |
76,720 |
44,676 |
58.2 % |
67,215 |
22,524 |
33.5 % |
平成12年度 |
118,431 |
76,219 |
48,371 |
63.5 % |
78,944 |
39,501 |
50.0 % |
平成13年度 |
101,308 |
66,924 |
39,132 |
58.5 % |
63,447 |
41,115 |
64.8 % |
平成14年度 |
103,330 |
75,160 |
46,370 |
61.7 % |
62,501 |
35,674 |
57.1 % |
平成15年度 |
102,980 |
71,882 |
41,287 |
57.4 % |
61,228 |
35,592 |
58.1 % |
平成16年度 |
104,981 |
74,517 |
44,740 |
60.0 % |
62,074 |
34,846 |
56.1 % |
平成17年度 |
99,445 |
68,849 |
43,990 |
63.9 % |
62,336 |
28,856 |
46.3 % |
平成18年度 |
103,184 |
68,332 |
38,897 |
56.9 % |
62,411 |
46,486 |
74.5 % |
平成19年度 |
95,284 |
73,295 |
42,786 |
58.4 % |
55,507 |
38,078 |
68.6 % |
平成20年度 |
103,851 |
79,345 |
43,237 |
54.5 % |
57,970 |
38,768 |
66.9 % |
平成21年度 |
122,239 |
94,770 |
63,620 |
67.1 % |
79,660 |
55,793 |
70.0 % |
平成22年度 |
131,964 |
98,600 |
58,935 |
59.8 % |
79,789 |
54,277 |
68.0 % |
平成23年度 |
126,931 |
95,075 |
59,979 |
63.1 % |
75,295 |
52,341 |
69.5 % |
平成24年度 |
135,098 |
99,725 |
58,036 |
58.2 % |
75,205 |
53,082 |
70.6 % |
平成25年度 |
146,597 |
109,564 |
68,388 |
62.4 % |
84,181 |
64,000 |
76.0 % |
平成26年度 |
141,889 |
105,528 |
62,272 |
59.0 % |
77,881 |
57,751 |
74.2 % |
平成27年度 |
152,925 |
118,449 |
69,704 |
58.8 % |
84,072 |
59,441 |
70.7 % |
平成28年度 |
152,761 |
114,528 |
67,150 |
58.6 % |
84,805 |
62,216 |
73.4 % |
平成29年度 |
147,454 |
112,379 |
66,379 |
59.1 % |
81,356 |
55,986 |
68.8 % |
平成30年度 |
175,416 |
123,279 |
68,321 |
55.4 % |
95,398 |
64,377 |
67.5 % |
令和元年度 |
166,013 |
122,266 |
80,625 |
65.9 % |
100,379 |
65,520 |
65.3 % |
令和2年度 |
134,289 |
104,883 |
65,114 |
62.1 % |
72,997 |
52,868 |
72.4 % |
令和3年度 |
206,643 |
156,553 |
92,640 |
59.2 % |
116,276 |
84,684 |
72.8 % |
平均 |
119,721 |
86,847 |
49,708 |
56.7 % |
69,164 |
41,794 |
58.9 % |
※1受験申込者数は学科試験免除者も含む申込者数です。
※2合格率は、合格率=合格者÷受験者×100[%]で算出しています。
※3合格率および平均値を除く記載のデータは(一財)電気技術者試験センターのホームページのデータです。
表ですとちょっと分かりにくいので、受験申込者数の推移、学科試験の合格率の推移、技能試験の合格率の推移をグラフにしてみました。
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第二種電気工事士試験の受験申込者数の推移
第二種電気工事士試験の受験申込者数の推移
平成13年度から19年度までは受験申込者数が落ち込んでいますが、近年は増加傾向になっていて、平成22年度には13万人を突破、平成30年度には17万人を突破、そして、令和3年度にはなんと、20万人を突破!過去最高の受験申込者数!になっています。
令和2年度は受験申込者数がガクンと落ち込んでいますが、令和2年度には上期学科試験が中止になるなどといったことがあったので、そんなこんなの影響かなと思います。
グラフをみると受験申込者数が増加している期間があるのでちょっと調べてみたら、こんな関係がありました。
第二種電気工事士試験の受験申込者数と景気の関係
調べてみて、へ〜って思ったんですが、平成元年から3年はバブルがはじけた頃で、平成20年にはリーマンショックがありました。
景気の大きな底があると、その後、受験申込者数がぐ〜んと増加しています。
ということは、第二種電気工事士の資格は持っていると不景気に強い資格!ということになるんでしょうか??
そういうことにしておきましょう・・・、たぶんそうなんだ・・・。(平成30年度に受験申込者数がぐ〜んと増加しているのは、上期試験と下期試験の両方を受験できるようになったからかな??)
実際、第二種電気工事士の資格は国家資格なので持っていて損をすることはないですし、例えば電気工事会社に就職したいとか転職したいとかいうときは、必ずといっていいほど電気工事士の資格は必要になりますから。
これから景気が回復するのかどうかは分かりませんが、取れる資格は早めにとっておいたほうがいいですよね。
第二種電気工事士学科試験の合格率の推移
第二種電気工事士学科試験の合格率をグラフにすると次のようになります。
第二種電気工事士学科試験の合格率の推移
平成8年度までの合格率はだいたい50%前後でしたが、平成9年度以降は60%前後になっていて、その中で一番合格率が高かったのは平成21年度の67.1%でした。
平成9年度くらいを境にして、以降は合格率が60%前後になっていますので、今は昔よりも合格しやすくなっているといえます。
第二種電気工事士学科試験の合格率の変化
電気の資格試験で第三種電気主任技術者試験(電験三種)というのもありますが、こちらの試験は近年合格率が低下ぎみですが、第二種電気工事士試験は今が受かりやすい時かもしれません。
ですので、いつやるの? いまでしょ!ということですね。
第二種電気工事士技能試験の合格率の推移
第二種電気工事士技能試験の合格率をグラフにすると次のようになります。
第二種電気工事士技能試験の合格率の推移
一番合格率が高かったのは平成25年度の76.0%で、これって、受験者の4人中3人は合格!ということになります。
これに対して一番合格率が低かったのは昭和62年度で、な、なんと、25.5%!こちらは、受験者の4人中3人が不合格!ということになっています。
ここでもう一度グラフを見てみると、平成18年度を境にして、平成18年度より前は合格率がかなり上下(平均は50%くらい)していますが、平成18年度以降は70%前後で安定しています。
第二種電気工事士技能試験の合格率の変化
これは、平成18年度に試験制度が変更になって、合格しやすくなったためと思われます。
ちなみに、試験制度の変更内容は次のようなものでした。
- 従来行われてきた材料等選別試験が廃止され、単位作業試験だけになった。
- 技能試験の候補問題を事前に公表することになった。
昔よりは簡単になった(合格しやすくなった)ということですね。
とはいっても、いつまた試験制度が改正されるか分からないので、やっぱり、いつやるの? いまでしょ!ということになります。
以上が第二種電気工事士試験の受験者数の推移と合格率になります。
一般的に第二種電気工事士試験は国家資格試験の中でも合格しやすいといわれていますが、勉強しないと合格しません。
ですので、合格を目指して、がんばって勉強しましょう!
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第二種電気工事士全般についてはこちら
⇒ 第二種電気工事士(総合)
学科試験対策についてはこちら
⇒ 第二種電気工事士(学科試験対策)
技能試験対策についてはこちら
⇒ 第二種電気工事士(技能試験対策)
の各ページを参考にしてみてください。
令和6年度(2024年度)の電気工事士試験日程はこちら
⇒ 令和6年度(2024年度)の電気工事士試験日程
令和7年度(2025年度)の電気工事士試験日程はこちら
⇒ 令和7年度(2025年度)の電気工事士試験日程
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