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電圧・電流・抵抗
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電圧、電流、抵抗という言葉はなんとなくでも聞いたことがあると思いますが、
電圧、電流、抵抗ってなんですか?
と、誰かに聞かれたら何と答えますか?
ここでは、電圧、電流、抵抗について勉強してみましょう。
もくじ
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電圧
電圧と聞いてすぐに思いつくのは、乾電池の電圧は1.5V(ボルト)!
コンセントの電圧は100V(ボルト)!
とかでしょうか。他には昔はこんなのもありました。
君のひとみは10000ボルト! −アリス−(かなり危険な状態です…。)
このように、電圧のことをいうときは「○○V(ボルト)」とみんな言っています。
数字の後に付く「V」は「ボルト」と読み、電圧の単位になります。
それから、数字は電圧の大きさを表わすので、数字が大きければ電圧が大きい(大きな電圧)、数字が小さければ電圧が小さい(小さな電圧)ということになります。
ひとまずここでは、
- 数字が大きければ電圧が大きい(大きな電圧)
- 数字が小さければ電圧が小さい(小さな電圧)
- 電圧の単位は V(ボルト)
ということだけおぼえておいてください。
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電流
次は、電流です。
電流という言葉は聞いたことがあると思いますが、電圧ほどにはあまりなじみがないかもしれませんね。
よく分からないものは、とりあえずイメージしてみましょう。
電流という言葉を分解すると、「電」と「流」になるのでこれからイメージすると、
電 ← 電気の意味?
流 ← 流れ?
こんな感じになると思います。
この2つの意味を合わせると、電気の流れ?になります。はい、正解です!
電流は「電気の流れ」を意味しているもので、「電流が大きい」とか「電流が小さい」とかいいます。つまり、
「電流が大きい」=「電気がいっぱい流れている」
「電流が小さい」=「電気が少ししか流れていない」
こんな感じになります。
それから、電流にも単位があって、電流の単位は「A」と書いて「アンペア」と読みます。
あれ? アンペアって聞いたことありますよね?
「あなたのお家のブレーカは何アンペア?」
「私のお家は30アンペア!」
このような会話したことありませんか?(なかったらゴメンナサイ! _(._.)_ )
ということで、ここでは、
- 電流が大きい=電気がいっぱい流れている
- 電流が小さい=電気が少ししか流れていない
- 電流の単位は A(アンペア)
ということだけおぼえておいてください。
抵抗
3つめは、抵抗です。
抵抗という言葉は普段の会話でも使う言葉なので、なんとなくイメージできると思いますが、国語辞典で調べてみると、
「外部から加わる力に対して、はむかうこと。さからうこと。」
と書いてあります。
もちろん、国語辞典に書いてある抵抗の意味は「電気の世界の抵抗」の意味ではなく、普段みんなが使っている抵抗の意味なのですが、これは電気の世界の抵抗にもそのままあてはまります。
外部から加わる力 = 電圧
はむかうこと。さからうこと。 → はむかうことをするもの。さからうことをするもの = 抵抗
つまり、抵抗とは、はむかう大きさ、さからう大きさを表わしたものになります。
抵抗についてなんとなくイメージできたと思いますが、抵抗にも単位があり、「Ω」と書いて「オーム」と読みます。
オームと聞いて「オームの法則」を思い浮かべる方もいるかと思いますが、このオームの法則の「オーム」と抵抗の単位の「オーム」は昔々のドイツの偉い学者のオームさんの名前から付けられたものです。
では、抵抗についておさらいですが、
- 抵抗とは、はむかう大きさ、さからう大きさを表わしたもの
- 抵抗の単位は Ω(オーム)
である、ということをおぼえておいてください。
電圧・電流・抵抗の関係
ここまで、電圧、電流、抵抗について解説しましたが、それぞれのイメージができましたか?
ここまででそれぞれのイメージがぼんやりとできれば100点です!(ぼんやり100点! しっかりは150点!!)
次は電圧と電流と抵抗の関係についてちょっとだけ解説します。
先ほどの抵抗の説明のところで出てきた国語辞典の文章について考えます。国語辞典には抵抗の意味が次のように書かれていました。
「外部から加わる力に対して、はむかうこと。さからうこと。」
この文章の「外部から加わる力」が電圧で、「はむかうこと。さからうこと。(はむかうもの。さからうもの。)」が抵抗でした。
では、外部から電圧が加わって、抵抗がさからって…、この結果、何がどうなるのでしょう?
答えを言ってしまうと、電圧の大きさ、抵抗の大きさで電流の大きさが変わります!
な、な、なんと、電圧と電流と抵抗には切っても切れない関係があるではないですか!
この切っても切れない関係を表わしたものが、オームの法則になります。
オームの法則についてはオームの法則のページで解説するので、電圧・電流・抵抗についてはここまで。
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