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電気でよく使われるギリシャ文字
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電気の勉強をしているとギリシャ文字が度々でてきます。
このギリシャ文字は、電気に関する量を表わしたり、単位の補助記号(接頭語)として使われます。(単位の補助記号とは、すごく大きい値 $10^6$ とか、すごく小さい値 $10^{-6}$ を表わすのに使われる記号です。)
第二種電気工事士学科試験の試験問題などでよくみるのは、例えば、
抵抗の抵抗率を表わす「$\rho$」(ローと読む)や
コンデンサの単位の補助記号としても使われる「$\mu$」(マイクロと読む)
などです。
ここでは代表的なものについて次の表にまとめておきます。
ギリシャ文字 | 読み方 | 文字が表わす量 |
---|---|---|
$\delta$ | デルタ | 位相、位相差 |
$\varepsilon$ | イプシロン | 誘電率 |
$\eta$ | イータ | 効率 |
$\theta$ | シータ | 位相、位相差 |
$\lambda$ | ラムダ | 波長 |
$\mu$ | マイクロ(ミュー) | 単位の補助記号で $10^{-6}$ |
$\nu$ | ニュー | 振動数 |
$\pi$ | パイ | 円周率($=3.14\ldots$) |
$\rho$ | ロー | 抵抗率 |
$\sigma$ | シグマ | 導電率 |
$\phi$ または $\varphi$ | ファイ | 位相、位相差 |
$\omega$ | オメガ | 角周波数 |
これらの中で、
$\theta$、$\mu$、$\pi$、$\rho$、$\phi$、$\omega$
は、基本的なものなので、少なくてもこの6個だけはおぼえておくようにしましょう。
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