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電気でよく使われる単位
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第二種電気工事士学科試験では、単位に関する問題もごくごくまれに出題されます。
出題される問題のレベルは、単位の「記号」「読み方」「表わす量」をおぼえておけばだいたい解けるレベルです。
電気回路の計算問題を解いていれば、だいたいの単位は自然におぼえられると思いますが、計算問題に出てこない「$\mathrm{lx}$」(ルクス:照度の単位)なんかが過去に出題されています。
単位は電気のことを考えるときのちょー基本!なので、次の表に書いてある単位だけはおぼえておきましょう。
単位 | 読み方 | 単位が表わす量 |
---|---|---|
$\mathrm{V}$ | ボルト | 電圧 |
$\mathrm{A}$ | アンペア | 電流 |
$\Omega$ | オーム | 抵抗、リアクタンス、インピーダンス |
$\mathrm{W}$ | ワット | 電力、有効電力 |
$\mathrm{var}$ | バール | 無効電力 |
$\mathrm{V\cdotp A}$ | ボルトアンペア | 皮相電力 |
$\mathrm{W\cdotp s}$ | ワット秒、ワットセコンド | 電力量 |
$\mathrm{W\cdotp h}$ | ワット時、ワットアワー | 電力量 |
$\mathrm{J}$ | ジュール | 発熱量 |
° | 度(ど) | 位相、位相差 |
$\mathrm{rad}$ | ラジアン | 位相、位相差 |
$\mathrm{s}$ | 秒、セコンド | 秒、周期 |
$\mathrm{Hz}$ | ヘルツ | 周波数 |
$\Omega\cdotp\mathrm{m}$ | オームメートル | 抵抗率 |
$\mathrm{S/m}$ | ジーメンスパーメートル | 導電率 |
$\mathrm{H}$ | ヘンリー | インダクタンス |
$\mathrm{F}$ | ファラド | 静電容量 |
$\mathrm{min^{-1}}$ | 毎分、パーミニッツ | 回転速度 |
$\mathrm{lx}$ | ルクス | 照度 |
$\mathrm{lm}$ | ルーメン | 光束 |
$\%$ | パーセント | 力率、効率 |
照度を表わす「ルクス」は、ラックス ではありません。
たまに「ラックス」と言っている方がいますが違いますよ。
「ルーメン」は「ラーメン」じゃないし…。
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