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第二種電気工事士学科試験の合成抵抗の問題を解くための公式

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第二種電気工事士学科試験の「合成抵抗」の計算問題を解くために使う重要な公式とその使い方についてまとめています。

 

第二種電気工事士学科試験の計算問題を解くためには電気の公式をおぼえておく必要がありますが、公式が苦手という方はそこそこいたりします。

 

そこで、このページでは第二種電気工事士学科試験の合成抵抗の計算問題を解くための重要な公式とその使い方についてまとめてみましたので、試験勉強に活用してみてください。

 

掲載している公式はどれも重要で計算問題を解くときによく使う公式ですので、掲載されている公式は一通りおぼえておくようにしましょう。

 

第二種電気工事士学科試験の問題を解くときに使う公式はどれも電気の基本的な公式ですので、公式が苦手な方でも、ちょっとした空き時間などを利用して何度も繰り返し見ていれば、おぼえられるんじゃないかと思います。

 

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合成抵抗の公式(直列接続)

 

直列接続の抵抗回路

 

公式
$R=R_1+R_2+\cdots +R_n$ [$\Omega$] …①

 

この合成抵抗の公式は、直列接続されている抵抗の合成抵抗を求めるときに使う公式です。

 

①式の公式とその使い方

①式の公式の $R_1$ 、$R_2\cdots$ に、直列接続されている各抵抗の値を代入すると、合成抵抗 $R$ を求めることができます。

 

合成抵抗の公式(直列接続)の使い方

 

合成抵抗の公式(並列接続)

 

並列接続の抵抗回路

 

公式
$R=\dfrac{1}{\dfrac{1}{R_1} +\dfrac{1}{R_2} +\cdots +\dfrac{1}{R_n}}$ [$\Omega$] …②

 

この合成抵抗の公式は、並列接続されている抵抗の合成抵抗を求めるときに使う公式です。

 

②式の公式とその使い方

②式の公式の $R_1$ 、$R_2\cdots$ に、並列接続されている各抵抗の値を代入すると、合成抵抗 $R$ を求めることができます。

 

合成抵抗の公式(並列接続)の使い方

 

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合成抵抗の公式(抵抗が2個並列接続の場合)

 

抵抗が2個並列接続の抵抗回路

 

公式
$R=\dfrac{R_1R_2}{R_1+R_2}$ [$\Omega$] …③

 

この合成抵抗の公式は、抵抗が2個並列接続されている場合の合成抵抗を求めるときに使う公式です。

 

③式は、分母が「和(足し算)」、分子が「積(掛け算)」になっているので、和分の積とよく呼ばれます。

 

③式の公式とその使い方

③式の公式の $R_1$ 、$R_2$ に、並列接続されている2つの抵抗それぞれの値を代入すると、合成抵抗 $R$ を求めることができます。

 

合成抵抗の公式(抵抗が2個並列接続)の使い方

 

抵抗が2個並列接続されている場合の合成抵抗は、先ほどの②式を使っても求めることができますが、抵抗が2個の場合は③式を使う方が計算が簡単になります。

 

ちなみに、②式を使って抵抗が2個の場合の合成抵抗を計算してみると、

 

$R=\dfrac{1}{\dfrac{1}{R_1} +\dfrac{1}{R_2}}$ $=\dfrac{1}{\dfrac{R_2+R_1}{R_1R_2}}$ $=\dfrac{R_1R_2}{R_1+R_2}$

 

$\therefore R=\dfrac{R_1R_2}{R_1+R_2}$

 

となり、③式と同じになります。

 

合成抵抗の問題を解くための公式の一覧表

以上の第二種電気工事士学科試験の合成抵抗の問題を解くための公式を一覧表にまとめると、次の表のようになります。

合成抵抗の公式
項目 公式
合成抵抗
(直列接続の場合)
$R=R_1+R_2+\cdots +R_n$
合成抵抗
(並列接続の場合)
$R=\dfrac{1}{\dfrac{1}{R_1} +\dfrac{1}{R_2} +\cdots +\dfrac{1}{R_n}}$
合成抵抗
(2個並列接続の場合)
$R=\dfrac{R_1R_2}{R_1+R_2}$

 

計算問題で一問でも多く正解するためにも、頑張って公式をおぼえましょう!

 

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合成抵抗についてもうちょっと詳しく勉強したい方は、こちらの合成抵抗のページも参考にしてみましょう。

 

(第二種電気工事士学科試験の計算問題を解くための公式を一覧表にまとめた重要公式集はこちら。)



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