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第二種電気工事士 候補問題の単線図の解説 平成30年度No.7
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このページに掲載している候補問題の単線図の解説は、平成30年度(2018年度)の候補問題の単線図の解説です。令和6年度(2024年度)の候補問題の単線図の解説は、こちらの令和6年度 第二種電気工事士技能試験の候補問題の単線図の解説のページを参考にしてみてください。
平成30年度(2018年度)第二種電気工事士技能試験の候補問題No.7の単線図(配線図)の解説です。
平成30年度(2018年度)の候補問題No.7の単線図は、
3路スイッチと4路スイッチがある単線図です。
ちなみに、この候補問題No.7は、平成29年度の候補問題No.7と同じです。
電源と電源の位置
単線図に書かれている「電源 1Φ2W 100V」は、電源が単相2線式100Vであることを表わします。
単相2線式100Vは電線2本で100Vの電気を供給する電源で、「電源 1Φ2W 100V」の「1Φ」は単相、「2W」は2線式、「100V」は電圧100Vを意味します。
単線図中の「電源 1Φ2W 100V」と書かれてあるところが、この候補問題No.7の電源の位置になります。
配線のルート
単線図に書かれている太い線は、配線のルート(配線の配置)を表わします。
配線は、単線図の太い線のところを通るように配置します。
使うケーブルの種類
単線図に書かれている「VVF2.0-2C」は、その部分に使うケーブルがVVF2.0-2Cであることを表わします。
なお、第二種電気工事士技能試験の候補問題では、ケーブルまたは絶縁電線の種類が書かれていない部分の配線は、VVF1.6-2CまたはVVF1.6-3Cのケーブルになります。
施工省略
施工省略と書かれていて一点鎖線で囲まれているところは、施工省略の範囲(施工しなくてよい範囲)を表わします。
この候補問題No.7の場合、右上の「イ」のランプレセプタクルの部分が施工省略範囲になっているので、右上の「イ」のランプレセプタクルの取り付けは不要です。
器具の種類と配置
単線図に書かれている器具の図記号は、取り付ける器具の種類と配置を表わします。
なので、この候補問題No.7の場合、
となります。
ただし、第二種電気工事士技能試験ではVVF用ジョイントボックスは支給されないので、VVF用ジョイントボックスの取り付けは省略されます。
スイッチと器具の対応
単線図に書かれているカタカナは、スイッチと器具の対応を表わします。
なので、この候補問題No.7の場合、
となります。
この候補問題No.7のように3路スイッチを2つと4路スイッチを1つ使うと、3つのスイッチ(2つの3路スイッチと1つの4路スイッチ)のどれからでも器具をON/OFFできる回路を作ることができます。(3路スイッチと4路スイッチについて詳しくは、こちらの3路スイッチと4路スイッチのページを参考にしてみてください。)
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単線図で使われている図記号などの意味はこちらの第二種電気工事士技能試験の単線図で使われる図記号のページにまとめていますので、単線図の図記号をまだおぼえていない方は参考にしてみてください。
平成30年度の各候補問題の複線図の書き方はこちらの平成30年度 第二種電気工事士技能試験の候補問題の複線図の書き方のページ、平成30年度の候補問題の単線図(配線図)と複線図の一覧表はこちらの平成30年度 第二種電気工事士技能試験 候補問題の単線図と複線図の一覧表のページを参考にしてみてください。
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