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第二種電気工事士候補問題の単線図の解説 平成27年度No.2
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このページに掲載している候補問題の単線図の解説は、平成27年度(2015年度)の候補問題の単線図の解説です。令和6年度(2024年度)の候補問題の単線図の解説は、こちらの令和6年度 第二種電気工事士技能試験の候補問題の単線図の解説のページを参考にしてみてください。
平成27年度(2015年度)第二種電気工事士技能試験の候補問題No.2の単線図の解説です。
※試験問題の単線図には青文字は記載されていません。
平成27年度(2015年度)候補問題No.2の単線図は、
常時点灯の確認表示灯(パイロットランプ)を使用した単線図です。
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電源
電源は「1Φ2W100V」と書かれているので、単相2線式100Vの電源になります。
単相2線式100Vの電源とは、電線2本で100Vの電気を供給する電源で、住宅などによくあるコンセントの電源と同じです。
使用するケーブルの指示
単線図の中で使用するケーブルの種類が指示されていないところでは、VVF1.6-2CまたはVVF1.6-3Cのケーブルを使用しますが、使用するケーブルの種類が単線図中で指示されているところではその指示されているケーブルを使用しなければなりません。
候補問題No.2の場合、電源に接続されるケーブルのところに「VVF2.0-2C」と書かれているので、ここではVVF2.0-2Cのケーブルを使用しなけばなりません。
ちなみに、VVF2.0-2Cとは、
VVF:VVFケーブル(ケーブルの外装が平らなケーブル)
2.0:電線の心線の直径が2.0mm
2C:ケーブルの心数が2(ケーブル1本の中に電線が2本入っている)
という意味です。
確認表示灯(パイロットランプ)
確認表示灯(パイロットランプ)(白丸)は単線図中の特記(注記)に書いてあるように常時点灯なので、「イ」のスイッチのON/OFFに関係なく常に点灯するランプになります。
ですので、この候補問題No.2の複線図を書くときには、確認表示灯(パイロットランプ)がスイッチのON/OFFに関係なく常に点灯するように書かなければなりません。
(確認表示灯(パイロットランプ)を使用した回路の詳しい解説については確認表示灯(パイロットランプ)の常時点灯、同時点滅、異時点滅回路のページを参考にしてみてください。)
コンセント
コンセントの横に「2」と書かれているコンセントは2口コンセントになります。2口コンセントは一つのコンセントに電気機器のプラグを差し込む差し込み口が2つあるコンセントです。
もう一つのコンセントの横には何も書かれていないので、このコンセントは1口コンセント(差し込み口が1つ)になります。
スイッチ(タンブラスイッチ)
スイッチ(黒丸)に「イ」、ランプレセプタクル(丸にR)に「イ」と書かれているので、「イのスイッチ」をONすると「イのランプレセプタクル」がONします。
ジョイントボックス
単線図中で「丸に斜め線3本」で書かれているものはジョイントボックスで、このジョイントボックスがあるところで電線を接続します。
候補問題No.2の場合はジョイントボックスが2個あるので、この2箇所で電線が接続されることになります。
他の負荷へ
「他の負荷へ」とは、電線が他の負荷へ接続されるという意味です。
単線図を見ると接続先は何もありませんので、電源を「他の負荷」へ供給できるようにしておけばいいです。
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複線図の書き方については平成27年度候補問題No.2の複線図の書き方のページを参考にしてみてください。
単線図で使用されている図記号などの意味はこちらのページにまとめていますので、単線図の図記号をまだおぼえていない方は参考にしてみてください。
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