コンセントの刃受の形状(極配置)

コンセントのプラグを差し込むところの差し込み口を刃受といい、

 

コンセントのプラグと刃受

 

例えば、住宅にもよくあるコンセント「単相100V用15Aコンセント(定格電圧125V、定格電流15A)」の刃受の形状(極配置)は、次のようになっています。

 

単相100V用15Aコンセントの刃受と極配置

 

また、単相200Vの電源で動くエアコンなどのコンセントに使われているコンセント「単相200V用15A・20A兼用接地極付コンセント(定格電圧250V、定格電流20A)」の刃受の形状(極配置)は、次のようになっています。

 

単相200V用15A・20A兼用接地極付コンセントの刃受と極配置

 

このようにコンセントの刃受の形状(極配置)は、使用電圧(単相100Vか?単相200Vか?)、定格電流、接地極があるか?ないか?などにより異なります。

 

2つのコンセントの刃受の形状

 

なお、コンセントは、単相100Vには定格電圧125Vのコンセント、単相200Vと三相200Vには定格電圧250Vのコンセントを使います。

 

 


スポンサーリンク




 

 

コンセントの刃受の形状(極配置)

コンセントの刃受の主なものをまとめると、次の表のようになります。(※図中の赤で書いてあるところは接地極です。)

 

コンセントの刃受の形状(極配置)
使用電圧 定格電流
15A 15A・20A兼用 20A
単相100V
(定格電圧125V)
単相100V用15Aコンセントの刃受(極配置) 単相100V用15A・20A兼用コンセントの刃受(極配置) 単相100V用20Aコンセントの刃受(極配置)
単相200V
(定格電圧250V)
単相200V用15Aコンセントの刃受(極配置) 単相200V用15A・20A兼用コンセントの刃受(極配置)  
三相200V
(定格電圧250V)
三相200V用15Aコンセントの刃受(極配置)   三相200V用20Aコンセントの刃受(極配置)

 

この表の中で、単相100Vの抜け止め形と三相200Vのコンセントの刃受は、他のコンセントと似ていない形状なのでおぼえやすいと思いますが、

 

単相100Vの抜け止め形と三相200Vのコンセントの刃受

 

単相100Vのコンセント(抜け止め形を除く)と単相200Vのコンセントの刃受の形状は、定格電流によっても形が違うのでちょっとおぼえにくいですね。

 

ということで、単相100Vのコンセント(抜け止め形を除く)と単相200Vのコンセントの使用電圧と定格電流の見分け方について、以下にまとめてみましたので参考にしてみてください。

 

単相100Vと単相200Vのコンセントの使用電圧と定格電流の見分け方

単相100V(抜け止め形を除く)と単相200Vのコンセントの使用電圧と定格電流は、次のように刃受の形状から見分けることができます。

 

使用電圧の見分け方

先ほどの表の単相100V(定格電圧125V)のコンセントの刃受を並べてみると次のようになっていて、

 

単相100V(定格電圧125V)のコンセントの刃受

 

単相100Vのコンセントの場合、刃受は平行線上にあります!

 

一方、単相200V(定格電圧250V)のコンセントの刃受を並べてみると次のようになっていて、

 

単相200V(定格電圧250V)のコンセントの刃受

 

単相200Vのコンセントの場合、刃受は一直線上にあります!

 

なので、単相100Vと単相200Vのコンセントの使用電圧は、刃受が平行線上にあるか?一直線上にあるか?で見分けることができて、

 

  • 刃受が平行線上にあればそのコンセントの使用電圧は単相100V
  • 刃受が一直線上にあればそのコンセントの使用電圧は単相200V

 

と分かります。

 

定格電流の見分け方

定格電流15Aのコンセントの刃受を並べてみると次のようになっていて、

 

定格電流15Aのコンセントの刃受

 

定格電流15Aのコンセントの場合、刃受はまっすぐになっています!

 

一方、定格電流が15A以外のコンセントの刃受を並べてみると次のようになっていて、

 

定格電流が15A以外のコンセントの刃受

 

定格電流が15A以外のコンセントの場合、刃受の片側はT形またはL形になっています!

 

なので、単相100Vと単相200Vのコンセントの定格電流は、刃受がまっすぐになっているか?T形またはL形になっているか?で見分けることができて、

 

  • 刃受がまっすぐになっていればそのコンセントの定格電流は15A
  • 刃受がT形またはL形になっていればそのコンセントの定格電流は15A以外

 

と分かります。

 

ちなみに、単相100V用15A・20A兼用コンセントの刃受は「T形」になっていますが、これは、単相100V用15A・20A兼用コンセントは、15Aのプラグと20Aのプラグのどちらも差し込むことができるコンセントだからです。

 

単相100V用15A・20A兼用コンセントの刃受

 

なので、「まっすぐ」と「L形」が合体した「T形」になっている単相100Vのコンセントは「15A・20A兼用」とおぼえておくとおぼえやすいんじゃないかと思います。

 

単相100V用15A・20A兼用コンセントの刃受のおぼえ方

 

コンセントの刃受の形状(極配置)については以上になりますが、第二種電気工事士筆記試験の配線図問題で、コンセントの刃受の形状についての問題が度々出題されています。(一般問題で出題される場合もたまにありますが…。)ですので、受験する方は、このページに掲載している表のコンセントの刃受の形状は必ずおぼえておくようにしましょう。

 

注)このページに記載の「コンセントの使用電圧と定格電流の見分け方」は、表に記載の単相100V(抜け止め形は除く)および単相200Vの定格電流15A、15A・20A兼用、20Aのコンセントの見分け方です。

 

 

 

第二種電気工事士の筆記試験対策としておぼえておかなければならないコンセントについては、コンセントのページにまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。

 

 


スポンサーリンク



 




コンセントの刃受の形状(極配置) 関連ページ

配線図の図記号
第二種電気工事士の筆記試験で出題される「配線図の図記号」についてまとめています。配線図の図記号には似たようなものが多いですが、それぞれのポイント(特徴)をおさえながらおぼえていくのがコツです。図記号をおぼえると得点を採りやすくなり、合格点に近づきやすくなります。