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平成25年度(2013年度)候補問題No.8単線図の解説

(平成27年度(2015年度)候補問題の単線図の解説はこちら、複線図の書き方はこちらのページを参考にしてみてください。)

 

平成25年度(2013年度)候補問題No.8単線図の解説です。

 

平成25年度(2013年度)No.8単線図

平成25年度(2013年度)候補問題No.8単線図

 

平成25年度(2013年度)候補問題No.8の単線図は

 

配線用遮断器、漏電遮断器、三相モータ(施工省略)、電源表示灯がある単線図

 

です。

 

電源表示灯とは電源がきているかいないかを表示灯(ランプ)により確認できるもので、電源がきているときには表示灯がONして、電源がきていないときには表示灯がOFFします。

 

電源

この候補問題No.8の単線図の電源は2つあって、1つは「電源1φ2W100V」、もう1つは「電源3φ3W200V」になります。

 

<電源1φ2W100V>
電源「1φ2W100V」は「単相2線式100V」の電源になります。
単相2線式100Vの電源とは、電線2本で100Vの電気を供給する電源で、住宅などによくあるコンセントの電源と同じです。

 

<電源3φ3W200V>
電源「3φ3W200V」は「三相3線式200V」の電源になります。
三相3線式200Vの電源は、電線3本で200Vの電気を3つ供給する電源で、主に三相の機器の電源として使用されます。この候補問題No.8の場合は、三相モータ(丸にM、施工省略)の電源になっています。

 

電源表示灯のランプレセプタクル

丸にRのランプレセプタクルの下に「電源表示灯」と書かれていますので、このランプレセプタクルは電源表示灯用になります。

 

スイッチ

「イ」のスイッチ(黒丸)で「イ」の引掛シーリング(角形)がONします。

 

配線用遮断器

左側に書かれている「四角にB」は配線用遮断器になります。

 

配線用遮断器は、回路にある大きさの電流が流れたときに電源側と負荷側を切り離すための機器です。(電源側と負荷側とは、この単線図上でいえば、配線用遮断器の左側が電源側、右側が負荷側になります。)

 

特記に「配線用遮断器は端子台で代用する」と記載されていますので、実際に技能試験で施工するときは本物の配線用遮断器を使用せずに端子台を使用します。

 

ですので、技能試験の練習をするときにも端子台を使って施工の練習をします。

 

漏電遮断器(過負荷保護付)

配線用遮断器の下にある「四角にBE」と書かれているものが漏電遮断器になります。

 

漏電遮断器は、回路に漏電が発生し異常な電流が流れた時に電源側と負荷側を切り離します。
漏電とは、通常、電流は電線だけを流れますが、この電流が大地に漏れて流れ出る状態のことをいいます。

 

また、括弧書きで「過負荷保護付」と書かれていますが、これは、「回路が過負荷の状態になったときにも電源側と負荷側を切り離す漏電遮断器です」という意味です。
過負荷とは、負荷がいっぱいで電流がものすごく流れてしまっている状態とイメージしておけばいいと思います。

 

特記に「漏電遮断器(過負荷保護付)は端子台で代用する」と記載されていますので、実際に技能試験で施工するときは本物の漏電遮断器を使用せずに端子台を使用します。

 

ですので、この漏電遮断器についても、技能試験の練習をするときには端子台を使って施工の練習をします。

 

特記に「配線用遮断器と漏電遮断器(過負荷保護付)は、同一の端子台で代用する。」と記載されていますので、配線用遮断器と漏電遮断器は1つの端子台で共用することになります。

 

 


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接地極

三相モータ(丸にM)の下に「横棒3本とED」で書かれているのは接地極になります。ここは施工省略箇所になりますので、特に意識する必要はありません。

 

ジョイントボックス

単線図中で「丸に斜め線3本」で書かれているものはジョイントボックスで、このジョイントボックスがある箇所で電線を接続します。

 

候補問題No.8の場合はジョイントボックスが2個ですので、この2箇所で電線が接続されることになります。

 

使用するケーブルの指示

単線図の中で使用するケーブルの種類が指示されていないところでは、VVF1.6-2CまたはVVF1.6-3Cのケーブルを使用しますが、使用するケーブルの種類が単線図中で指示されているところではその指示されているケーブルを使用しなければなりません。

 

候補問題No.8の場合、「漏電遮断器に接続されるケーブルのところ」と「左側のジョイントボックスから三相モータまでのところ」に「VVF2.0-3C」と記載されていますので、ここでは「VVF2.0-3C」のケーブルを使用しなけばなりません。

 

VVF2.0-3Cとは、
VVF:VVFケーブル(ケーブルの外装が平らなケーブル)
2.0:電線の芯線の直径が2.0mm
3C:ケーブルの芯数が3
という意味です。

 

施工調略(一点鎖線)

一点鎖線で囲まれたところは施工省略、つまり、「作らなくていいですよ」という意味になります。

 

この候補問題No.8の場合、施工省略箇所は「三相モータ」のところになります。

 

ですので、三相モータが施工省略されますので、施工するときはジョイントボックスからケーブルが出ているだけになります。

 

 

 

複線図の書き方については、平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方のページを参考にしてみてください。

 

単線図で使用されている図記号などの意味はこちらのページにまとめていますので、単線図の図記号をまだおぼえていない方は参考にしてみてください。

 

本ページに掲載の単線図は(一財)電気技術者試験センターから公表された第二種電気工事士技能試験の候補問題です。
本ページの内容に関するお問合せは本サイト管理人までお願いします。

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