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第二種電気工事士候補問題の複線図の書き方 平成25年度No.8

(平成28年度(2016年度)の複線図の書き方はこちらのページを参考にしてみてください。)

 

平成25年度(2013年度)第二種電気工事士技能試験候補問題No.8の複線図の書き方の解説ページです。

 

技能試験の勉強(練習)を進めるためには、まず初めに、電気技術者試験センターから毎年公表される全13問の候補問題(単線図)を複線図に直せなければなりません。(ちなみに、全13問の候補問題は上期試験、下期試験共通です。)

 

複線図の書き方は初めはよく分からないかもしれませんが、複線図を書くためには書くための順番があって、この順番を守って書いていけばだんだん慣れてきて簡単にスイスイ書けるようになります。

 

それで、複線図を書くときの基本的な順番は次のようになります。

 

@単線図に書かれている電源、器具を同じ配置で書きます。
A電源のマイナスをスイッチ以外の器具につなげます。
B電源のプラスをスイッチとコンセントにつなげます。
Cスイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます。
D電線を接続するところ(ジョイントボックスとアウトレットボックス)を○または□で
 囲みます。 (ジョイントボックスは○、アウトレットボックスは□)
Eスリーブで接続するところには●、コネクタで接続するところには■を書きます。
F電源のマイナスがつながっている線に「シ」(白色の電線の意味)を書きます。
G電源のプラスにつながっている線に「ク」(黒色の電線の意味)を書きます。
H電線の色が書かれていないところに電線の色を書きます。

 

複線図を書く順番は以上で、この順番を必ず守るようにしましょう!

 

「う〜ん、めんどくさそうだな〜。」

 

と思うかもしれませんが、書いてみるとそうでもないですよ。

 

「複線図を書くときは書く順番を守る」というのが複線図を簡単に正確に書くコツで、この順番を常に守ることで効率よくおぼえることができます。

 

また、複線図の基本的な書き方のページでは、簡単な単線図を例にして複線図の基本的な書き方について解説していますので、複線図の勉強をこれから始める方は参考にしてみてるといいと思います。

 

平成25年度No.8の候補問題の単線図

 

平成25年度No.8候補問題の単線図

 

平成25年度(2013年度)No.8の候補問題の単線図は、100Vと200Vの2種類の電源、電源表示灯、電動機(施工省略)がある単線図です。

 

単線図の詳しい解説については、平成25年度(2013年度)候補問題No.8単線図の解説のページを参考にしてください。

 

この単線図を複線図を書くときの手順通りに書いて複線図に直してみます。

 

ここで複線図を書く条件(想定)として、電源の上側の単相100V回路はコネクタによる接続、電源の下側の三相200V回路はリングスリーブによる接続とします。

 

 


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平成25年度No.8の候補問題の複線図の書き方

@単線図に書かれている電源、器具を同じ配置で書きます

単線図の配置そのままで電源、器具を書きます。
この候補問題の単線図の電源周りをみると、電源には単相100Vと三相200Vがあります。それで、単線図の特記には「配線用遮断器(B)および漏電遮断器(BE)は同一の端子台で代用する」と書かれているので、配線用遮断器(B)、漏電遮断器(BE)を1個の端子台で書いておけばいいです。端子数は配線用遮断器(単相100V)で2個、漏電遮断器(三相200V)で3個になるので合計で5個になります。端子台には、配線用遮断器(単相100V)のところは上から「N」(マイナス側)「L」(プラス側)、漏電遮断器(三相200V)のところは上から「T」「S」「R」と書いておきましょう。
それから、施工省略のところは施工省略が分かるように単線図と同じように点線で囲っておきます。この点線が意外に大事で、点線を書かないで施工すると、作らなくてもいいのに間違って作ってしまったりします。がっかりしますよ。
少しでも時間短縮したい人は「施工省略」とわざわざ書かなくてもいいですが点線だけは必ず書きましょう。
スイッチと器具の対応を示す「イ」も忘れずに書きましょう。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方@

 

A電源のマイナスをスイッチ以外の器具につなげます

電源のマイナス(−)をスイッチ以外の器具につなげます。
この場合の電源のマイナスとは端子台(配線用遮断器)の「N端子」、スイッチ以外の器具とは「角形シーリング」「コンセント」ですね。
マイナスの線なので各器具の左側につないでおきましょう。
線のつながりを表わす「●」も忘れずに必ず書きましょう。複線図を書き進めて線が多くなって重なってくると、線のつながりが分からなくなり混乱してしまいます。本番のときに「●」を書き忘れていると最後の方で焦っちゃいますよ!
三相200V回路については後で書きます。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方A

 

B電源のプラスをスイッチとコンセントにつなげます

電源のプラス(+)をスイッチとコンセントにつなげます。
この場合の電源のプラスとは端子台(配線用遮断器)の「L端子」ですね。
プラスの線なので各器具につなげる縦線は右側に書いておきましょう。
コンセントへのつながりは図のようにスイッチから渡らせます。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方B

 

Cスイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

スイッチ「イ」に対応する器具は「イ」の角形シーリングなので、「イ」のスイッチから「イ」の角形シーリングに線をつなげます。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方C

 

 

D三相200Vの電源を電動機につなげます

この候補問題の単線図には三相200Vの電源があるので、三相200Vの電源「T」「S」「R」を電動機につなげます。三本ぴゅ〜っと引いておきましょう。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方D

 

E電源表示灯に電源をつなげます

電源表示灯に必要な電源は単相なので、三相200Vの電源の「T」「S」から電源表示灯につなげます。もし、本番の試験のときの施工条件で電源表示灯に使用する電源の相(R、S、T)を指定されたときはそれにしたがいましょう。特に指定されない場合は図のように書いておけばいいです。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方E

 

F電線を接続するところを○または□で囲みます

電線を接続するところを○または□で囲みます。
電線を接続するところとはジョイントボックスまたはアウトレットボックスのことで、このジョイントボックスまたはアウトレットボックスのところで電線が接続されます。
ジョイントボックスの場合は○、アウトレットボックスの場合は□で囲みます。
この候補問題の場合は接続するところは二箇所で、どちらもジョイントボックスなので○で囲みます。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方F

 

Gスリーブ接続には●、コネクタ接続には■を書きます

電線をスリーブ(リングスリーブ)で接続するところには●、コネクタで接続するところには■を書きます。
ここでは、電源の上側の単相100V回路はコネクタによる接続、電源の下側の三相200V回路はリングスリーブによる接続と想定していますので、単相100V回路の接続のところには■、三相200V回路の接続のところには●を書きます。
このときに、電線2本だけを接続するところを書き忘れる人が多いので注意ですよ!

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方G

 

H電源のマイナスにつながっている線に「シ」と書きます

電源のマイナス(−)につながっている線に「シ」と書きます。
この「シ」の意味は電線被覆の色が白色という意味です。
電源のマイナス(この場合N端子)からたどっていって、つながっている線にだけ「シ」と書けばいいです。
複線図に電線の色を書いていくときも、必ず順番を守ってください。書く順番を守ることが複線図を間違わずに書くコツですので。
三相200V回路の電線の色については最後にまとめて書きます。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方H

 

I電源のプラスにつながっている線に「ク」と書きます

電源のプラス(+)につながっている線に「ク」と書きます。
この「ク」の意味は電線被覆の色が黒色という意味です。
電源のプラス(この場合L端子)からたどっていって、つながっている線にだけ「ク」と書けばいいです。
スイッチとコンセントの渡り線にも忘れずに書きましょう。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方I

 

J電線の色が書かれていないところに電線の色を書きます

電線の色がまだ書かれていないところに残りの電線の色を書きます。
2芯のケーブルの電線被覆の色は「白色と黒色」、3芯のケーブルの電線被覆の色は「白色と黒色と赤色」なので、残りの電線の色は決まりますね。
三相200V回路の電線の色は最後にまとめて書きます。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方J

 

K200V回路の電線の色を書きます

最後に三相200V回路の電線の色を書きます。
三相200V回路の電線の色は「赤色と白色と黒色」なので200V回路の「R」「S」「T」の順に「ア」「シ」「ク」と書きます。
電源表示灯につなげる線の色は三相200V電源の電線の色に合わせておきます。
施工条件で色の指定があるときにはそれにしたがいましょう。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.8候補問題の複線図の書き方K

 

これで平成25年度No.8候補問題の複線図が完成しました。

 

複線図を書くときには書く順番があって、この順番を守って書けば誰でも簡単に書けるので頑張って複線図の書き方をおぼえましょう!

 

それから、技能試験の練習を進めるためには、まず複線図が書けないとどうにもなりませんので、技能試験の練習を効率よく進めるためにも複線図の書き方は早めにマスターしておいた方がいいですよ。

 

複線図を書くときは書く順番を必ず守ろう!
施工条件を必ず確認しよう!

 

 

 

技能試験のおすすめの参考書はこちら材料セットはこちら工具セットはこちらのページで紹介しています。

 

本ページでは解説の理解を容易にするため、電源線の種別を「プラス」「マイナス」と記載・表記しています。
プラス=非接地側、マイナス=接地側という意味になります。
本ページに掲載の単線図は(一財)電気技術者試験センターから公表された第二種電気工事士技能試験の候補問題です。
本ページの内容に関するお問合せは本サイト管理人までお願いします。

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