スポンサーリンク



電気の計算におすすめの関数電卓

ページ内にPR・広告が含まれる場合があります。

電気の計算をするときにあると便利、というよりも必ず持っておいてほしいのが関数電卓です。

 

関数電卓は電気関係だけではなく、物理、化学、数学、土木関係などの理系全般、それからよく分かりませんが、文系でも経済関係の方には必須のツールではないでしょうか?(すいません、文系についてはよく分かりませんが・・・)

 

電気関係ですと基本的な計算としては、べき乗の計算、ルートの計算、三角関数の計算、対数の計算などがあり、よくある普通の電卓では計算できない(または計算しにくい)ような計算をすることが多々あります。

 

私が初めて関数電卓を手に入れたのは大学の電気科に入学した○○年前で、電気科の試験では関数電卓を持っていないと解けない問題が出題されます。ですので、必然的に買うしかないんですよね。

 

それで、初めて手に入れた関数電卓1号機(シャープ製だったと思います)はプログラムも組めるもので当時ではちょっと高級だったのですが、組んでみたのは最初の数日くらいで、後は普通の関数電卓の機能しか使いませんでした。(たぶん、そんなものですよね? 試験のときにわざわざプログラム組むことも無いし・・・)

 

でも、この関数電卓をすごく気に入っていたんですよ! 私。

 

この関数電卓は分数を分数で書けるんです!
(「何分の何」を縦書きで「何分の何」で書けるという意味です。)

 

というより、計算する式をそのまま書いていって、最後に「=」を押すと書いた式はそのまま表示されたままで計算結果が表示されます。

 

これですと、電卓の操作ミスによる計算間違いも少なく、式を書き間違えても画面に式が表示されているので確認して簡単に修正することができます。

 

当時は分数を縦書きで書けるものはほとんど無く、周りの同じ学科の人も分数は「何÷何」と入力していました。

 

そんなお気に入りの関数電卓にもデメリットがあって、厚みが20〜25mmくらいで大きさもよくある関数電卓よりも1.5〜2倍くらいありました。ついでに、電池も単三電池を4本使うので重いです。

 

それで、1号機には数年間お世話になったのですが、分数を縦書きで書けて普通サイズで軽い関数電卓がないか探していたらカシオで見つけたので購入しました。(購入したのは15年くらい前だったような気がしますが、今でも現役で使っています。)

 

↓これです

カシオfx-912ES

これはカシオの関数電卓fx-912ESで、分数を縦書き(というか式そのまんま)で書くことができます。(式をそのまま書ける電卓を数学自然表示関数電卓と言うみたいです。)

 

サイズはよくある関数電卓と同等程度で、ソーラー電池なので重さも気にならない軽さですので持ち運びにも便利です。

 

それから、ハードカバーもちゃんと付いているので、カバンの中でゴチャゴチャになってしまっても大丈夫です。

 

例えば、次のような式があって、

 

$\dfrac{2}{\sqrt{3}}\times\sin 60{}^\circ$

 

これを計算してみるとします。この電卓の場合、次のように式をそのまま入力します。

 

2÷√3×sin60(電卓の画面)

 

式を入力したので、「=」を押して計算結果を表示します。

 

2÷√3×sin60の計算結果(電卓の画面)

 

計算結果は「1」なので、画面の右下に「1」と表示されています。

 

次のような式の場合は、

 

$\dfrac{10}{\sqrt{6^2+8^2}}$

 

画面に次のように入力します。(これも式そのまんまですね)

 

電卓の入力画面の例①

 

それで、「=」を押して計算結果を表示すると、

 

電卓の計算結果の画面①

 

となります。

 

関数電卓なので、もちろん対数($\log$)の計算もできて、例えば次のような式の場合は、

 

$10^3\times\log_5 25$

 

画面に次のように入力します。

 

電卓の入力画面の例②

 

それで、「=」を押して計算結果を表示すると、

 

電卓の計算結果の画面②

 

となります。

 

次のような三角関数とルートを含んだ式でも、

 

$\dfrac{\tan 45{}^\circ}{\sqrt{1+\tan^2 45{}^\circ}}$

 

画面に次のように入力して、

 

電卓の入力画面の例③

 

「=」を押して計算結果を表示すると、

 

電卓の計算結果の画面③(分数)

 

となります。このように分数で表示することもできますが、表示の切り替えボタンを押すと小数で表示することもできます。

 

電卓の計算結果の画面③(小数)

 

(ここでは計算例として簡単な式を計算していますが、もっと複雑な式も計算できます。)

 

どれも数式をそのままの形で入力するだけなので簡単で見やすいですよね?

 

簡単で見やすいということは、電卓で入力したときのキーの打ち間違いを少なくすることができることになりますので、計算間違いを少なくすることができます。

 

それで、この関数電卓を15年以上くらい(もっと長いかも)使っていてすごく使いやすいのでみなさんにおすすめしたかったのですが、この関数電卓(カシオfx-912ES)は今は生産終了になってしまっていてモデルチェンジしていました。(古いので当然ですが)

 

その現行のモデルチェンジ版がfx-375ES A-N で、見た目はほぼ一緒ですが、fx-912ESの機能にさらに色々な機能が追加され、使い勝手も良くなっているようです。

 

関数電卓 数学自然表示 394関数 10桁(fx−375ES A-N)
−カシオ−

アマゾンで調べてみたらfx-912ES(旧バージョン)が数台売っていましたが、わざわざ古い型のものを買う理由もないと思いますので、こちらのfx-375ES A-N をおすすめします。

 

これまで長年fx-912ESを使ってきましたが、電気の計算をするときに機能的に困ったこともなく十分に使えていて、故障などもぜんぜんありません。

 

関数電卓はず〜っと長く使うもので就職してからも使いますので、電気に携わる方、特に、理系の大学に入学した一年生などにおすすめです!

 

関数電卓にも色々種類があり、また、カシオ、シャープ、キャノンなど色々なメーカから販売されていますが、関数電卓選びで迷ったときはカシオのfx-375ES A-N を選んでみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、関数電卓を持っていると、関数電卓を見たことない人から「すごい電卓持ってるねぇ〜!」って言われます。

 

大人は格好からなので、まずは関数電卓で武装してみましょう!

 

参考

カシオfx-912ESのキー

電卓のキーを見ると、だいたいの機能が分かると思いますので参考にキーの写真を載せておきます。e(イクスポーネンシャル)はもちろん、微分や積分もあるんですよ。(このキーの写真は私のfx-912ESのものですが、fx-375ES A-N もほぼ同じです。)

 

カシオfx-912ESのキー

 

関数電卓 数学自然表示 394関数 10桁(fx−375ES A-N)
−カシオ−

機能も十分で、価格も安いのでおすすめです!



スポンサーリンク