第二種電気工事士候補問題の単線図の解説 平成28年度No.7

(平成28年度の候補問題の複線図の書き方はこちらのページを参考にしてみてください。)

 

平成28年度(2016年度)第二種電気工事士技能試験の候補問題No.7の単線図の解説です。

 

平成28年度(2016年度)第二種電気工事士技能試験の候補問題No.7の単線図の解説図

 

※候補問題の単線図には青文字は記載されていません。

 

平成28年度(2016年度)候補問題No.7の単線図は、

 

3路スイッチと4路スイッチを使った単線図 です。

 

3路スイッチと4路スイッチを使った候補問題が苦手という方がたまにいますが、3路スイッチと4路スイッチを使った単線図は毎年の候補問題に含まれていますので、必ずおぼえておくようにしましょう。

 

電源

電源は「1φ2W100V」と書かれてあるので、単相2線式100Vの電源になります。

 

単相2線式100Vの電源とは、電線2本で100Vの電気を供給する電源で、住宅などによくあるコンセントの電源と同じです。

 

使うケーブルの指示

単線図中で使うケーブルの種類が指示されているところでは、その指示されている種類のケーブルを使わなければなりません。ケーブルの種類が指示されていないところでは、VVF1.6-2CまたはVVF1.6-3Cのケーブルを使います。

 

候補問題No.7の場合、電源部分に「VVF2.0-2C」を使うように指示されています。

 

VVF2.0-2Cとは、
VVF:VVFケーブル(ケーブルの断面が平らなケーブル)
2.0:電線の芯線の直径が2.0mm
2C:ケーブルの芯数が2(ケーブル1本の中に電線が2本入っている)
という意味です。

 

 


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スイッチ(3路スイッチと4路スイッチ)

黒丸に「3」が書かれているスイッチは「3路スイッチ」、黒丸に「4」が書かれているスイッチは「4路スイッチ」になります。

 

単線図を見てみると、3路スイッチと4路スイッチの横に「イ」、2つのランプレセプタクル(丸にR)の横に「イ」と書いてあるので、3路スイッチまたは4路スイッチをON/OFFすると2つの「イ」のランプレセプタクルがON/OFFします。

 

3路スイッチは2箇所以上の場所でスイッチをON/OFFする場合に使われ、3箇所以上の場所でスイッチをON/OFFする場合には3路スイッチの間に4路スイッチを入れます。

 

候補問題No.7は3箇所でスイッチをON/OFFする単線図なので、両端に「3路スイッチ」、その間に「4路スイッチ」が使われています。

 

3路スイッチが使われている例としては、住宅の階段のスイッチなどがあります。住宅の階段では、1階と2階のどちらでも階段の照明を入り切りできますよね? これができる理由は、1階と2階のスイッチに3路スイッチが使われているためです。

 

VVF用ジョイントボックス

単線図に「丸に斜め線3本」で書かれてあるのはVVF用ジョイントボックスで、VVF用ジョイントボックスがあるところで電線を接続します。

 

アウトレットボックス

単線図に「四角」で書かれているのはアウトレットボックスで、アウトレットボックスのところで電線が接続されます。

 

この候補問題No.7は、VVF用ジョイントボックスとアウトレットボックスがそれぞれ1つずつある単線図です。

 

施工省略(一点鎖線)

一点鎖線で囲まれたところは施工省略、つまり、「作らなくていいですよ」という意味になります。

 

この候補問題の場合、施工省略箇所は「右上のランプレセプタクル」のところになり、この箇所を施工するときは器具(ランプレセプタクル)を取り付ける必要がないので、アウトレットボックスからケーブルが出るだけになります。

 

 

 

複線図の書き方については平成28年度候補問題No.7の複線図の書き方のページを参考にしてみてください。

 

単線図で使われている図記号などの意味はこちらのページにまとめていますので、単線図の図記号をまだおぼえていない方は参考にしてみてください。

 

本ページに掲載の単線図は、(一財)電気技術者試験センターから公表された第二種電気工事士技能試験の候補問題の単線図です。

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