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第二種電気工事士の技能試験では必ず施工条件を読もう!

第二種電気工事士技能試験の問題用紙には必ず「施工条件」が書かれています。

 

施工条件とは、

 

このように作ってくださいね!

 

という作業指示みたいなもので、問題用紙に書かれている施工条件と違うモノ、施工条件と合っていないモノを作ってしまうと アウト!(つまり、不合格)になってしまいます。

 

ですので、技能試験の本番のときには、作業に取りかかる前に必ず施工条件を読んで、書かれている内容を理解してから取りかからなければなりません。

 

施工条件は技能試験で合格するためにはものすご〜く大事なのですが、技能試験の練習をするときに施工条件を読まない人が結構いたりします。

 

練習で施工条件を読まないクセが付いてしまうと、本番でも読まずに作業に取りかかってしまい、作り終わるくらいに

 

なんかおかしい??

 

ということになってしまったりします。

 

技能試験は作業時間(試験時間)が40分しかなく、ほとんどの人はギリギリの時間内で完成か、5〜6分くらい残ったらいい方ではないでしょうか?

 

なので、完成間近でおかしいことに気づいても、修正できるくらいの十分余裕な時間がなかったりします。

 

あ、ちょっと思い出しましたが、技能試験の本番でこんなやっちゃった方がいました。

 

やっちゃった方が受験したときの課題は、コンセントやスイッチを取り付ける箇所が2箇所ある(つまり、埋込連用取付枠を取り付けることができるところが2箇所ある)次のような課題でした。

 

スイッチとコンセントがある単線図の例

 

ちなみに、埋込連用取付枠とは、こんな金属製の枠です。

 

埋込連用取付枠

 

技能試験の練習をするときには参考書(またはDVD)を見ながら練習すると思いますが、参考書によっては、コンセントやスイッチのところすべてに埋込連用取付枠を取り付けているものもあります。

 

それでそのやっちゃった方は、そのような参考書を使って練習していたので、コンセントとスイッチどちらにも埋込連用取付枠が取り付けられるのが当たり前だと思っていたんですね。(※ちゃんと読むと、ほとんどの参考書には「本番の施工条件に従いましょう!」みたいな注意書きがしてありますけどね。)

 

ですが、本番の試験のときに支給された埋込連用取付枠は1個しかなかったので「どっちに取り付けるんだろう?」と考えて、結果的には本来取り付けるべきところに取り付けず、取り付けてはならない方に取り付けてしまったんです。

 

これは重大欠陥で 一発不合格! になってしまいます!

 

埋込連用取付枠を違う方に取り付けてしまったばっかりに、また来年ってのはちょっとどころじゃなくガッカリですよね。

 

ちなみに、先ほどの課題(単線図)は平成22年度(7/24実施)に出題された単線図で、問題用紙に書かれている施工条件はこんなのでした。

 

平成22年度(7/24実施)技能試験の施工条件

 

ちょっと字が小さいかもしれませんが、赤枠で囲った施工条件の5番には、

 

5.埋込連用取付枠は、コンセント部分に使用すること。

 

と書いてあります。

 

作業に取りかかる前に施工条件さえ読んでいれば、「どっちに取り付けるんだろう?」と悩むこともなく合格できていたんですけど…。

 

う〜ん、残念!

 

ついでに、試験実施後に電気技術者試験センターから発表になる「合否判定のための判断基準について(平成22年度(7/24実施))」も見てみます?

 

この「合否判定のための判断基準について」には、実施した技能試験の合否を判断するための基準が書いてあって、こんなのです。(抜粋)

 

合否判定のための判断基準について(抜粋)

 

これもちょっと字が小さいですが「重大な欠陥の主なもの」の2番の3つ目に、

 

・取付枠をコンセント部分以外に使用

 

と書いてますよね?

 

つまり、施工条件に「埋込連用取付枠はコンセント部分に使用してね!」と書いてあるのに「違うところに取り付けちゃった!」としてしまうと重大欠陥で一発不合格ですよ。ということです。

 

ほらね? 施工条件は読んでおいた方がいいですよね。

 

ということで、

 

練習のときから施工条件を読むクセを付けておきましょう!

 

それから、施工条件には「埋込連用取付枠の取り付け箇所の指示」の他にも、「使用する電線の色の指示」、「電線の接続方法の指示」など色々あります。

 

施工条件を読んでもその意味が分からないと???になってしまいますので、参考書や過去に出題された技能試験の問題の施工条件に書かれている内容を理解しておくようにしましょう。

 

 


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参考書に記載の施工条件と本番の試験での施工条件について

参考書には各候補問題毎に施工条件が記載されていますが、「参考書に記載されている施工条件」と「本番の試験問題に記載されている施工条件」は必ず同じとは限りません。
これは、毎年公表される全13問の候補問題(単線図)からは全ての施工条件を読み取れないため、しかたがないことなんです。

 

なので、しつこいようですが、

 

試験本番では施工条件を必ず読みましょう!

 

施工条件に従わずに、また来年!っていやでしょ?

 

 

 

施工条件についてよく分からない方は、こちらで過去に出題された施工条件について解説していますので参考にしてみてください。施工条件だけでなく出題された問題も一緒に掲載し、できるだけ写真や図を使って解説していますので、技能試験の勉強に入る前に読んでみるとそれなりに技能試験の雰囲気がつかめると思います。たぶん…。

 

本ページに掲載の単線図、施工条件、判断基準は(一財)電気技術者試験センターが作成したものです。
本ページの内容に関するお問合せは本サイト管理人までお願いします。

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