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第二種電気工事士候補問題の複線図の書き方 平成25年度No.6

(平成28年度(2016年度)の複線図の書き方はこちらのページを参考にしてみてください。)

 

平成25年度(2013年度)第二種電気工事士技能試験候補問題No.6の複線図の書き方の解説ページです。

 

技能試験の勉強(練習)を進めるためには、まず初めに、電気技術者試験センターから毎年公表される全13問の候補問題(単線図)を複線図に直せなければなりません。(ちなみに、全13問の候補問題は上期試験、下期試験共通です。)

 

複線図の書き方は初めはよく分からないかもしれませんが、複線図を書くためには書くための順番があって、この順番を守って書いていけばだんだん慣れてきて簡単にスイスイ書けるようになります。

 

それで、複線図を書くときの基本的な順番は次のようになります。

 

@単線図に書かれている電源、器具を同じ配置で書きます。
A電源のマイナスをスイッチ以外の器具につなげます。
B電源のプラスをスイッチとコンセントにつなげます。
Cスイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます。
D電線を接続するところ(ジョイントボックスとアウトレットボックス)を○または□で
 囲みます。 (ジョイントボックスは○、アウトレットボックスは□)
Eスリーブで接続するところには●、コネクタで接続するところには■を書きます。
F電源のマイナスがつながっている線に「シ」(白色の電線の意味)を書きます。
G電源のプラスにつながっている線に「ク」(黒色の電線の意味)を書きます。
H電線の色が書かれていないところに電線の色を書きます。

 

複線図を書く順番は以上で、この順番を必ず守るようにしましょう!

 

「う〜ん、めんどくさそうだな〜。」

 

と思うかもしれませんが、書いてみるとそうでもないですよ。

 

「複線図を書くときは書く順番を守る」というのが複線図を簡単に正確に書くコツで、この順番を常に守ることで効率よくおぼえることができます。

 

また、複線図の基本的な書き方のページでは、簡単な単線図を例にして複線図の基本的な書き方について解説していますので、複線図の勉強をこれから始める方は参考にしてみてるといいと思います。

 

平成25年度No.6の候補問題の単線図

 

平成25年度No.6候補問題の単線図

 

平成25年度(2013年度)No.6の候補問題の単線図は、配線用遮断器と同時点滅の確認表示灯(パイロットランプ)がある単線図です。

 

単線図の詳しい解説については、平成25年度(2013年度)候補問題No.6単線図の解説のページ同時点滅回路の詳しい解説についてはこちらのページを参考にしてください。

 

この単線図を複線図を書くときの手順通りに書いて複線図に直してみます。

 

ここで複線図を書く条件(想定)として、電線の接続本数が4本以上のところはコネクタによる接続、3本以下のところはリングスリーブによる接続とします。

 

 


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平成25年度No.6の候補問題の複線図の書き方

@単線図に書かれている電源、器具を同じ配置で書きます

この候補問題でまず注意してほしいのは、この候補問題の場合は配線用遮断器は端子台で代用されません。例えば、候補問題No.4、No.8では単線図の特記に「配線用遮断器・・・は同一の端子台で代用する。」と書かれているので、No.4、No.8では本物の配線用遮断器は使わずに代わりに端子台を使います。ですが、このNo.6では特記にそのようなことが書かれていないので、この候補問題の場合は本物の配線用遮断器を使用して施工(製作)します。
それでは複線図の書き方ですが、まず、単線図の配置そのままで電源、器具を書きます。
複線図は電線一本一本のつながりが分かるように書くものなので、スイッチは電線を接続する端子が分かるようにスイッチっぽい絵で書きます。
配線用遮断器には端子が2個あるので図のように書いておきます。端子台と同じように書いておけばいいですね。端子には左から「N」「L」と書いておきましょう。「N」はマイナス側の意味、「L」はプラス側の意味とおぼえておけばいいです。
確認表示灯(パイロットランプ)は単線図と同じように白丸で書いておいていいです。
それから、施工省略のところは施工省略が分かるように単線図と同じように点線で囲っておきます。この点線が意外に大事で、点線を書かないで施工すると、作らなくてもいいのに間違って作ってしまったりします。がっかりしますよ。
少しでも時間を短縮したい人は「施工省略」とわざわざ書かなくてもいいですが点線だけは必ず書きましょう。
スイッチと器具の対応を示す「イ」も忘れずに書きましょう。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.6候補問題の複線図の書き方@

 

A電源のマイナスをスイッチ以外の器具につなげます

電源のマイナス(−)をスイッチ以外の器具につなげます。
この場合の電源のマイナスとは配線用遮断器の「N端子」、スイッチ以外の器具とは「確認表示灯(パイロットランプ)」「コンセント」「ランプレセプタクル」「角形シーリング」ですね。
マイナスの線なので各器具につなげる縦線は左側、横線は上側に書いておきましょう。
コンセントへのマイナス線のつながりは確認表示灯から渡らせましょう。
このときに気を付けてほしいのですが、線のつながりを表わす「●」を必ず書くようにしましょう。複線図を書き進めて線が多くなって重なってくると、線のつながりが分からなくなり混乱してしまいます。本番のときに「●」を書き忘れていると最後の方で焦っちゃいますよ!

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.6候補問題の複線図の書き方A

 

B電源のプラスをスイッチとコンセントにつなげます

電源のプラス(+)をスイッチとコンセントにつなげます。
この場合の電源のプラスとは配線用遮断器の「L端子」ですね。
コンセントへのプラス線のつながりはスイッチから渡らせましょう。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.6候補問題の複線図の書き方B

 

Cスイッチからそのスイッチに対応する器具につなげます

スイッチ「イ」に対応する器具は「イ」の確認表示灯、角形シーリング、ランプレセプタクルなので、スイッチ「イ」のまだ何も線がつながっていないところ(この場合上側)から各機器に線をつなげます。「イ」のスイッチと確認表示灯は同じ場所にあるので、スイッチから出た線を確認表示灯につなぎ、それから角形シーリング、ランプレセプタクルへつなげましょう。
このように接続すると「イ」のスイッチをONすると「イ」の確認表示灯がONするので、同時点滅回路になります。
(同時点滅回路=スイッチと同時点灯する回路とおぼえましょう。)
それから、このときも忘れずに線のつながりを表わす「●」を必ず書きましょう。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.6候補問題の複線図の書き方C

 

D電線を接続するところを○または□で囲みます

電線を接続するところを○または□で囲みます。
電線を接続するところとはジョイントボックスまたはアウトレットボックスのことで、このジョイントボックスまたはアウトレットボックスのところで電線が接続されます。
ジョイントボックスの場合は○、アウトレットボックスの場合は□で囲みます。
この候補問題の場合は接続するところは一箇所だけでジョイントボックスなので○で囲みます。
ここでちょっと補足ですが、技能試験ではジョイントボックスの実物は無く、ジョイントボックスがあるものとして施工(製作)します。(アウトレットボックスは実物があります。)
たまに「ジョイントボックスがありません!」と言う人がいますが、間違いなくありません。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.6候補問題の複線図の書き方D

 

Eスリーブ接続には●、コネクタ接続には■を書きます

電線をスリーブ(リングスリーブ)で接続するところには●、コネクタで接続するところには■を書きます。
ここでは、電線の接続本数が4本以上のところはコネクタによる接続、3本以下のところはリングスリーブによる接続と想定していますので、電線が4本接続されているところには■、電線の接続が3本以下のところには●を書きます。
このときに、電線2本だけを接続するところを書き忘れる人が多いので注意ですよ!

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.6候補問題の複線図の書き方E

 

F電源のマイナスにつながっている線に「シ」と書きます

電源のマイナス(−)につながっている線に「シ」と書きます。
この候補問題の場合の電源のマイナスとは「N端子」のことで、「シ」の意味は電線被覆の色が白色という意味です。
電源のマイナス(N端子)からたどっていって、つながっている線にだけ「シ」と書けばいいです。
複線図に電線の色を書いていくときも、必ず順番を守ってください。書く順番を守ることが複線図を間違わずに書くコツですので。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.6候補問題の複線図の書き方F

 

G電源のプラスにつながっている線に「ク」と書きます

電源のプラス(+)につながっている線に「ク」と書きます。
この候補問題の場合の電源のプラスとは「L端子」のことで、「ク」の意味は電線被覆の色が黒色という意味です。
電源のプラス(L端子)からたどっていって、つながっている線にだけ「ク」と書けばいいです。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.6候補問題の複線図の書き方G

 

H電線の色が書かれていないところに電線の色を書きます

電線の色がまだ書かれていないところに残りの電線の色を書けば完成です。
2芯のケーブルの電線被覆の色は「白色と黒色」、3芯のケーブルの電線被覆の色は「白色と黒色と赤色」なので、残りの電線の色は決まりますね。
「イ」のスイッチから確認表示灯に渡らせる渡り配線の色は、本番の施工条件で特に指定されない場合は「ア(赤色)」としておきましょう。

 

第二種電気工事士技能試験平成25年度No.6候補問題の複線図の書き方H

 

これで平成25年度No.6候補問題の複線図が完成しました。

 

複線図を書くときには書く順番があって、この順番を守って書けば誰でも簡単に書けるので頑張って複線図の書き方をおぼえましょう!

 

それから、技能試験の練習を進めるためには、まず複線図が書けないとどうにもなりませんので、技能試験の練習を効率よく進めるためにも複線図の書き方は早めにマスターしておいた方がいいですよ。

 

複線図を書くときは書く順番を必ず守ろう!
施工条件を必ず確認しよう!

 

 

 

技能試験のおすすめの参考書はこちら材料セットはこちら工具セットはこちらのページで紹介しています。

 

本ページでは解説の理解を容易にするため、電源線の種別を「プラス」「マイナス」と記載・表記しています。
プラス=非接地側、マイナス=接地側という意味になります。
本ページに掲載の単線図は(一財)電気技術者試験センターから公表された第二種電気工事士技能試験の候補問題です。
本ページの内容に関するお問合せは本サイト管理人までお願いします。

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