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直列接続と並列接続

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電気回路の接続方法には直列接続並列接続があり、ほとんどの電気回路の接続は、

  • 直列接続だけのもの
  • 並列接続だけのもの
  • 直列接続と並列接続を組み合わせたもの

のどれかになります。

 

ふだんの生活では、「直列接続」とか「並列接続」とかいう言葉は使わないと思いますが、

 

「この抵抗を直列接続して!」

 

「は〜い。」

 

こんな感じで使います。

 

言葉の使い方は別にいいとして、電気回路の接続には、直列接続並列接続があることをおぼえておいてください。

 

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直列接続とは?

直列接続とは、電気回路で使用される器具や素子(抵抗とか)をまっすぐに接続する方法のことです。

 

ここでは、抵抗の場合で解説します。

 

例えば抵抗が2つあるとして、これを次の図のようにまっすぐに接続すると直列接続になります。

 

直列接続の説明図

 

では、抵抗が3つ、4つ…とまっすぐに接続されている場合は、何接続でしょうか?

 

抵抗が3つでも直列接続

 

抵抗が何個でもまっすぐに接続されていれば直列接続

 

このように、抵抗が何個接続されていても、「まっすぐ」に接続されていれば直列接続になります。

 

並列接続とは?

次は、並列接続です。

 

並列接続とは、電気回路で使用される器具や素子(抵抗とか)を並べて接続する方法のことです。

 

ここでも、抵抗の場合で解説します。

 

例えば抵抗が2つあるとして、これを次の図のように並べて接続すると並列接続になります。

 

並列接続の説明図

 

では先ほどと同じように、抵抗が3つ、4つ…と並べて接続されている場合は、何接続でしょうか?

 

抵抗が3つでも並列接続

 

抵抗が何個でも並べて接続されていれば並列接続

 

このように、抵抗が何個接続されていても、「並べて」接続されていれば並列接続になります。

 

補足

これは何接続?

次の図は、抵抗が並んでいるように見えますが、直列接続と並列接続のどちらになるんでしょうか?

 

直列接続?並列接続?

 

これは、左右にびよーんと引っ張って伸ばすとまっすぐになるので、直列接続になります。

 

伸ばすと直列接続になっている

 

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