このエントリーをはてなブックマークに追加   

三相誘導電動機を逆回転させる方法

第二種電気工事士筆記試験で、

 

三相誘導電動機を逆回転させる接続方法はどのような回路か?

 

とか、

 

三相誘導電動機を逆回転させるためにはどうしたらいいか?

 

のような、三相誘導電動機の正転・逆転についての問題が度々出題されています。(ちなみに、三相誘導電動機とは三相の交流電源で動くモーターと考えておけばいいです。)

 

三相誘導電動機はモーターなので正回転と逆回転(どっちの方向に回る?という意味)がありますが、例えば次の図1のように、三相交流電源に三相誘導電動機が接続されていて、このときに図2のように三相誘導電動機が回転しているときを正回転と考えてみます。

 

三相誘導電動機を正回転させる接続例と回転イメージ

 

図1をみると、三相交流電源のR相、S相、T相がそれぞれ三相誘導電動機のU端子、V端子、W端子に接続されていますが、

 

この三相誘導電動機を逆回転させるにはどうしたらいいでしょうか?

 

三相誘導電動機の回転方向を逆回転させるためには、三相誘導電動機に接続されている電源線(R、S、T)を図3のように接続します。

 

三相誘導電動機を逆回転させる接続例と回転イメージ

 

図3をみると、
左の図は、R相の接続はそのままでS相とT相が入れ替わっていて、
真中の図は、S相の接続はそのままでR相とT相が入れ替わっていて、
右の図は、T相の接続はそのままでR相とS相が入れ替わっています。

 

この図3のような接続(どれでもよい)にすると、図4のように三相誘導電動機は逆回転します。

 

つまり、三相誘導電動機を逆回転させるためには、

 

3本の電源線のうちの2本を入れ替えればよい

 

ということになります。

 

一般的に、誘導電動機を逆回転させるときには図3の真中の接続(S相はそのまま)にしますが、第二種電気工事士筆記試験の誘導電動機の正転・逆転については、「3本のうちの2本を入れ替えると逆回転する」とだけおぼえておけばいいでしょう。

 

この三相誘導電動機の正転・逆転についての問題は、知っているか?知らないか?だけで正解するかしないかが決まりますので、おぼえておくようにしましょう。

 

三相誘導電動機の逆回転についての過去問と解説はこちらを参考にしてみてください。)

スポンサーリンク




 


 おすすめ記事



 


このエントリーをはてなブックマークに追加   

三相誘導電動機を逆回転させる方法 関連ページ

三相かご形誘導電動機のスターデルタ始動法
第二種電気工事士筆記試験で出題される「三相かご形誘導電動機のスターデルタ始動法」についてまとめています。誘導電動機のスターデルタ始動法は出題頻度が高く、知っているか知らないかだけで得点できるかできないかが決まりますので、しっかりとおぼえておくようにしましょう。
三相誘導電動機の力率改善
三相誘導電動機の力率改善についてまとめたページです。三相誘導電動機の力率改善についての問題は、第二種電気工事士の筆記試験で度々出題されていて、出題頻度としては2〜3年に1回くらいです。コンデンサの取り付け場所、取り付ける目的をおぼえておきましょう。